現在に感謝

 明けても、暮れても、ありがたい、嬉しい、でもって送れるはずだけども、あなた方の煩悶は、たいてい、自分が望むものが得られないときに起こってくるんだ。自分の欲望がみたされないときに、必ず煩悶が起きる。自分に甲斐性がなくて、それを自分のものにできないときに、それで煩悶するてぇのは、なんてこった。

 一番いいことは、もしも自分の望むものが自分のものにならなかったら、現在もっているものを価値高く感謝して、それを自分のものにしてゆきなさい。こういう心がけで自分の人生に生きていくと、心のなかの煩いというものがなくなっちまいます。

 何事に対しても、現在感謝。ああ、ありがたい。何に対しても現在感謝。それより事態が悪くなっても、喧嘩にならないじゃないか。病になっても、ああ、ありがとうござんす。病になってもありがたいというのはおかしいじゃないか?だって、死んじまわなかったんだろ。それで済んでると思ったら、感謝したらいい。そういう気持ちを持っていると、どんなことがあっても、憂いとか辛いとかいうことがなくなるんだ。朝からしょっちゅうニコニコ、何事に対してもニコニコ。