肉体の主体は何か

 そもそも生きているという不思議な命の力は、肉体にあるのではなく、生命を創造する「気」の中に霊妙な働きを行う力があり、それはあたかも回っている扇風機にそれを回す力があるのではなく、電気がこれを回しているのと同様である。

 この例でも人間の命の力を正しく理解できるはずだが、人間だけは肉体それ自身に活きる力があるように思うところに、大変な間違いがある。