悪魔のいたずら

 心本来の姿は、八面玲瓏、磨ける鏡のごとき清いものだ。その清い心にいろいろ汚いものを思わせたり、考えさせるのは、それは心本来が思ってるんじゃない。悪魔が心の陰でいたずらしてるんだ。それに気づいて、その思い方、考え方を打ち切りさえすれば、もう悪魔はそのまま姿をひそめるわけだ。

 「怒らず、恐れず、悲しまず」こそ正真正銘の心の世界なんだ。静かに自分自身考えなさい。何かで怒ってやしないか。何か恐れていやしないか。それとも何事かで悲しんでいやしないか。