行修会&講習会報告

2024年10月13日(日) 講習会
2024年10月13日(日) 静岡市の「あざれあ」を会場に23名が参加し、萩原いづみ講師による「心身統一法概論」の講習会を開催しました。 「潜勢力」が発現すれば、「強く・長く・広く・深く」生きることができる。心身を統一するには、「心は積極的に保ち、使うときは集中・統一する」「身体は自然条件に調和し、訓練的に積極化する」といった、心身統一法の基本的な内容を丁寧にお話いただきました。 萩原講師からまとめとして、「自分の言葉で自分を引っ張っていけ」「人の気持ちが分かること、こんな素晴らしいことはない」「生きることが嬉しくなってくる、楽しくなってくる、それが心身統一法」といった体験に基づいた、非常に元気が出る素晴らしい言葉(お話)をお伝えいただきました。 その後、9月の夏期修練会に参加された遠藤さん、古橋さんご夫妻から感想を発表していただきました。なお、修練会初参加の遠藤さんは、大勢の参加者の前で「力の誦句」を言われました。また、京都マスターコースに参加された秋山さんと杉浦さんに感想を発表していただきましたが、お二人から「霊的境地は感謝の心」という話が出て、一気に研修科のレベルに至りました。
2024年9月8日(日)講習会
2024年9月8日(日) 静岡市の「あざれあ」を会場に20名が参加し、勉強会を開催しました。初めに、杉浦行修リーダーの指導で運動法を行い、その後、心身統一法の勉強会を行いました。 後半は、安定打坐法とひとりマッサージを行い、最後は4つのグループに分かれグループディスカッションを行いました。 また、田辺さんと立見さんから夏期修練会の報告がありました。 [写真は夏期修練会3日目(2024年8月12日)の護国寺山門前にて撮影]
2024年7月28日 講習会
2024年7月28日(日) 静岡市の「あざれあ」を会場に32名が参加し、神戸の國分博継講師による講習会(研修科)を開催しました。今回は天風哲学の根幹で、最も大切な教えとも言われる「我とは何ぞや」がテーマですが、平成29年に静岡の会が誕生して、最初の研修科で取り上げたテーマです。「我とは何ぞや」は話の展開が講師によって違いますが、國分講師は、存在と実在、心と体、宇宙論・素粒子論、宗教・哲学・・と展開しながら真我(本当の自分)まで導いてくれました。天風先生は、「我とは何ぞや」が本当に分かってから心身統一法の実践に入るのが一番良い、と言われますが、國分講師も「コントロールすべきは『心』(→積極に保ち、効率よく使う)」という話で終わりました。この(→積極に保ち、効率よく使う)は、12月と1月の講習会でお伝えします。
2024年6月21日(日)講習会
2024年6月21日(日) 静岡市の「あざれあ」を会場に32名が参加し、鎌倉の木村登代子講師による講習会を開催しました。前半は、心を積極的にする3つ目の方法「神経反射の調節法(クンバハカ)」です。 木村講師の体験も含め、ストレス対策や自然治癒力等の切り口から分かりやすくお話しいただきました。途中、クンバハカを応用したプラナヤマ法(活力吸収法)も実践しました。 後半の精神使用法は、心を使うときは意識明瞭にし、雑念妄念が無い状態で何事も行うことです。「急ぐとき、興味が少ないと思うとき、価値が少ないと思うとき、慣れたことをするとき」は特に意識不明瞭になりやすいので、注意することです。講習後は、4~5人でグループディスカッションを行い、その後、質疑応答が行われました。
2024年5月12日(日) 講習会
静岡市の「あざれあ」を会場に、初参加者3名を含む30名が参加し、宮井芳行講師から「観念要素の更改法」と「積極観念の養成法」の講習をして頂きました。初めに、心の3つの特徴として、①心には、ついそう考えてしまう癖がある(「感応性能」)、②心は1つではない(物質心・植物心・本能心・理性心・霊性心)、③心は2つの場所で働く(「潜在意識」と「実在意識」)という導入の話がありました。 前半は、この潜在意識から心を積極的にする方法「観念要素の更改法」でしたが、<寝る前に、何でもいいから楽しい積極的なことを考える>という連想暗示法は、非常に効果がある方法ですので、ぜひ実践して頂きたいと思います。 後半は、実在意識から心を積極的にする方法「積極観念の養成法」でしたが、自分の言葉や態度をチェックすること、霊性心(誠・愛・調和)に基づいた行動などは、日常生活では非常に大切な事ですので、これもぜひ実践して頂きたいと思います。 心を積極的にする3つ目の方法(神経反射の調節法・クンバハカ)と、心の正しい使い方(精神使用法)は6月の講習会でお伝えしますので、皆様のご参加をお待ちしております。
2024年4月24日(日)講演会
静岡市の「あざれあ」を会場に、29名が参加し、吉田章人講師から「心身統一法概論 ~今、なぜ中村天風なのか ~100年続く人生哲学を学ぶ~」と題し講演をして頂きました。 心身統一法を実践すると6つの力(体力、胆力、判断力、断行力、精力、能力)が充実・発現しますが、それぞれの力について、吉田講師ご自身の体験を通して分かりやすく説明がありました。 そして、「心身を正しく活かし正しく使うこと」などの話の後、吉田講師が直接師事された杉山4代目会長から、「謙虚でいることの大切さ」を教えられたという話がありました。 心身統一法の具体的な実践方法は、5月と6月の講習会でお伝えしますので、皆様のご参加をお待ちしております。
「行修会&講習会報告」 2024年3月24日(日)講演会(研修科) 静岡市の「あざれあ」を会場に、31名が参加し、天風先生直弟子で医師の今川得之亮講師から、「天風の弟子としての美学」と題し講演をして頂きました。 前半は、今川講師が子供の頃から接した天風先生の話がありました。2歳半の頃には修練会に参加したそうです。 後半は、心身統一法の日常の実践・生き方について話がありました。 「分相応」・・今の立場をわきまえる、身の丈を知る。 「誠一筋」・・何でもかんでも誠で行くこと。 「主となる」・・臨済宗の〝随所に主となる”と同じですが、主体的に生きる(心を対象にとられない)こと。 「それはそれ、これはこれ」・・精神使用法の実践、集中と転換(とらわれない、執着しない)。 「感謝」・・積極心の一番目。 「運命を拓く」には、誠と愛と調和、感謝といった積極心を持つこと。 今川講師のお話をお聴きする度に、「今から心身統一法を実践したい」という気持ちになります。
静岡市の「グランシップ」を会場に、25名が参加しました。 山下講師から心身統一の概略とクンバハカについて説明があり、続いて、杉浦行修リーダーと山下講師の指導での運動法を行いました。 次に、養動法、安定打坐法、ひとりマッサージを行い、勉強会では「積極観念の養成法」を基に日常の実践を学びました。 最後は、4つのグループに分かれて、40分弱の時間でグループディスカッションを行いましたが、各グループとも非常に話が盛り上がりました。
2024年1月21日講習会
2024年1月21日(日) 静岡の会・講習会 今月は、静岡市「グランシップ」を会場に、天風会教務委員長の山田講師にご登壇いただきました。 テーマ の1つめは、心を強く・積極的にする3つ目の方法「神経反射の調節法(クンバハカ)」です。 天風先生がヨガの里で1年7か月かかって悟られた「クンバハカ」を、ご自身の体験も含め、ストレス対策等の切り口から分かりやすくお話しいただきました。 ※写真は、参加者が立った姿勢でクンバハカのやり方を教わっているところです。 2つ目の精神使用法は、心を使うときは統一して使うという内容です。精神統一の状態や精神統一へのプロセスの話、「急ぐとき、興味が少ないと思うとき、価値が少ないと思うとき、慣れたことをするとき」は特に気が散りやすいので気を込めることです。 神経反射の調節法(クンバハカ)も精神使用法も実践あるのみです。
2023年12月17日講習会
静岡市内の会場 「みなくる」で、萩原いづみ講師をお招きし、①心の底(潜在意識)から心を強くする方法 ~観念要素の更改法 と ②実在意識から心を強くする方法~積極観念の養成法 をお聴きしました。 観念要素の更改法は、天風先生が16年かかって創見された方法ですが、萩原講師が非常に分かりやすくお伝えくださいました。 また、附帯要項の<感謝の生活>では、「足ることを知る者は幸福なり」「生かされていることに感謝」という話が心に残りました。 積極観念の養成法の<取り越し苦労厳禁>では、「身体を動かす(使う)と心の立て直しに効果がある」と、講師自身の体験を基に話がありました。 心身統一法は、実践しないと効果はありませんので、今日から(今から)ぜひ実践を続けてみてください。必ず効果を実感できます。

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